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沼田敬二の徒然日記

1月5日 仲の橋通リ商店街振興組合新年会に出席しました。

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こと18時30分からアサヒビール園千歳店で開催された新年会に出席しました。昨年9月に加入以来、皆さんとの初顔合わせでしたが、組合員の約半数位22名の出席でした。理事長挨拶、副理事長乾杯、ビンゴゲームなどをしてあっという間の2時間でした。途中、千歳タウンプラザの話題や仲の橋通の整備、「ふゆまつり」ついてのお話しがありました。空き店舗が沢山あるといってもよい当商店街振興組合にとって、商店街振興につながるこの話題はとても大事なものですので、みなさん真剣になって聞いていました。

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商店街振興組合幹部の方々

 

 

 

 

 

 

 

 

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宴会途中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲の橋通り付近は千歳市のまさに中心商店街といってよい場所であり、商店街のみならず千歳市全体にとっても非常に大事な問題です。この問題について、私なりの考えをまとめてみました。

近年、地方都市において中心市街地の空洞化が問題となってきました。空洞化は、中心市街地の経済的損失、コミュニティの中核的役割やアメニティーの喪失、及び都市イメージの悪化等様々な悪影響をもたらします。こうした空洞化が引き起こされる要因は、一般的に、商業機能や業務機能の低下、モータリゼーションの深化による人口の郊外への流出、大型商業施設への流出等様々な要因があります。千歳市における要因は、断定するにはデータ分析が必要ですがさっくりと、①大型施設への買い物客等の流失によって商業機能が著しく低下したこと、②中心市街地の人口が横這い又は減少していることが考えられます。千歳市は、中心市街活性化対策として、①「商業等活性化事業」、「商業振興支援事業」:「千歳市商業振興プラン」に基づく中心商店街空き店舗利用促進事業(→私のお世話になっている事業です。)、賑わい創出事業等、同プランに基づく商工会議所が実施する事業について補助する事業等②「商店街振興組合連合会補助事業」(環境整備や注射場対策等)③「商店街振興事業補助事業」(夏祭り実行委員会が実施するイベント補助)などを実施しています。これらは、一定の成果を上げているものの根本的な対策とまではなっていません。

千歳市の中心市街地活性化対策は、中心市街地の魅力増進、商業施設の誘致や公共施設の整備(歩道の整備等)が中心といえます。施策評価によれば継続的な取組みが必要となっており、私も継続的な取組みが必要な施策と思いますが、これに加え、集客力のある施設の存在が不可欠と考えます。この点タウンプラザの改装は、未知数ながら歓迎すべ事柄と考えますので、タウンプラザを真に集客力のある施設としなければなりません。

一方、こうした対策は、実は中心市街地の過疎化に悩む都市の共通の施策傾向なのですが、ここで決定的に欠けている視点は、①中心市街地へのアクセス、つまり公共交通網の整備、②中心市街地内への居住促進対策の2点です。この点の提言については長くなりましたので、次回に行います。

 

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