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沼田敬二の徒然日記

芸術文化振興~アームズレングス原則

芸術文化イメージイラスト

5月の市議会議員選挙に立候補します。政策目標として、「住みやすく、笑顔あふれる豊かなまち」を掲げています。その内容として、①ココロの豊かさを感じられるまち②経済的な豊かさを感じっれるまち③こども、高齢者、障がい者が安心して暮らせる優しいまち、としています。是非、御賛同いただける方は後援会への入会をお願いします。以下その内容を少しづつ触れていきたいと思います。

まず芸術文化振興についてです。その達成するための施策としては、議員立法による「芸術文化によるまちづくり条例」(仮称)の制定によるまちづくりを進めます。まず、なぜ芸術文化を振興するかについてお話しします。まず芸術文化が、一般的に人生を豊かにするからです。しかし、芸術文化の誤解の多くは、「確かにそうかもしれないが、そんな高尚?な趣味は私には関係のない世界だ。」と、思われていることです。こうした誤解は多くのことにあり、例えばワインお好きですか。というと、ワインは「分かりせん。」という回答が少なからずあります。ワインも所詮お酒であり、嗜好品なので、ビールと一緒です。好き嫌いの問題なのですが、どういったわけか、そういう風になってしまします。長らくついたイメージを払しょくするのは並大抵であはありません。ちなみに、私はビール大好き(サッポロクラッシクとキリンラガーが好きです。)ですし、ワインも大好きです。これと同じように、芸術文化のこうしたイメージも頑固なよごれのようで、徐々にとっていくか一気にとるしかありません。徐々に取る方法は、より多くの質の高い鑑賞事業を地道に実施していくこと、一気にとる方法としては、多くの方々が参加する大きなイベントを継続的実施をしていくことが考えられます。これら両方を実施しながら、誤解を払しょくしていく必要があると考えています。一度、敷居を越えれば、必ず自分に合った芸術文化が見つかるものと確信しています。

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2点目は、芸術文化は、「楽しい」が基本ということです。ここでは、難しい芸術論や知識は必要がありません。自分に合った芸術文化が見つかれば、必ず楽しめます。平田オリザ氏が講演で、「芸術文化を実践して、楽しくなければどこか方法が間違っている、と思います。」と言っていましたが、まさにそのとおりだと思います。そして、楽しいことがココロの豊かさに繋がるのです。みんな一緒に楽しいことをしましょう。

第3に、芸術文化は子どもたちに自己達成感の獲得、自己アイデンティティの確立や学力の向上など成長にとって素晴らしい贈り物となるはずです。全ての子供たちに輝かしい未来を獲得してもらいたいそういった気持ちから、芸術文化の振興を進める必要があると考えます。

最後に、芸術文化を振興するにあたって、大切な考え方を触れおきたいと思います。それは、「アームズレングス原則」です。「アームレングス原則」とは、行政・政治と芸術は一定の距離を置くことが必要とされていますが、本道において芸術文化を振興するためには、あえてこの原則を破ることが必要と思います。本道の市町村において、芸術文化に力を入れて成功している市町村は、富良野市をはじめ、全ての市町村が関わっているといって過言ではありません。「アームズ・レングス原則を破れ」、私が道庁で強く感じたことです。換言すれば、まず行政が「卵の殻を破る」役割を担い、地域に芸術文化の雛をかえし、地域住民がその雛を育てていく、という考え方です。そのためには、芸術文化によるまちづくり条例(仮称)制定が不可欠と考えるのです。

 

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